有期労働から正規雇用へ転換するにあたり、一定の基準を設けて就業規則に定めることになります。助成金を支給する会社は、当然に就業規則が労働基準法に違反することのない内容であることが求められます。また、正規雇用になるということは、処遇や福利厚生がよくなるということだけでなく、責任のある仕事を担うことや異動・転勤がありえるといった労働条件もきちんと説明することが重要です。
*ひとことプラス*
無期雇用と正規雇用の違いを質問されることが多いのですが、雇用期間は無期ということは同じですが、他の労働条件が異なることになります。例えば、責任ある立場では働けない、8時間勤務はできないという場合に無期雇用に転換するということも考えられます。