4月に入社した新入社員を対象に、東京商工会議所が就職活動の感想、社会人生活や仕事に対する意識等について調査(6月)をしています。人事担当者としては、新入社員の定着率も気になるところ。働く人の意識は年々変化しています。複数回答。
1. 社会人生活で不安に感じること
・ 仕事と私生活のバランスがとれるか(55.4%)
・ 上司,先輩,同僚とうまくやっていけるか(51.4%)
・ 仕事が自分に合っているか(49.7%)
→ 以上3項目は半数の新入社員が不安に感じている
2. 会社を選ぶ上で魅力に感じる企業制度
・ 年次有給休暇取得の推進(42.5%)
・ 時差出勤、フレックスタイム制勤務(41.9%)
・ テレワーク(36.1%)
→ その他、研修の充実等スキルアップの制度も上位に挙がっている
3. 新入社員の意識変化
・ 定年まで働きたい(23.8%)
→ 10年前の調査と比べて12.4ポイント減少
優秀な人材確保は企業の存続に関わります。自社の状況を見直して、選ばれる企業を目指すことが求められます。国家公務員も若年者の離職が多くなり、管理者研修に力を注いでいます。