「改正高年齢者雇用安定法」が2020年3月31日に成立しました。70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする等、高齢者の就業や多様な働き方を後押しする内容で、2019年7月号で案内したとおりの成立になっています。もう一度確認してみましょう。
● 多様な選択肢の許容 65歳から70歳までの就業機会確保については、多様な選択肢を法制度上許容し、どのような選択肢を用意するか労使で話し合う。また、企業が当該個人と相談し選択ができるような仕組みを検討する。 法制度上許容する選択肢のイメージは、次の(a)~(g)が想定される。 (a) 定年廃止
(b) 70歳までの定年延長 (c) 継続雇用制度導入 (d) 他の企業への再就職の実現 (e) 個人とのフリーランス契約への資金提供 (f) 個人の起業支援 (g) 個人の社会貢献活動参加への資金提供
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