4月から新入社員を迎える準備を整えていることでしょう。一般社団法人日本能率協会では、昨年9月に新入社員の意識調査の結果をプレス発表しました。仕事や働くことに対しどのような意識を持っているかを調査しています。 新入社員の胸の内を見てみましょう。
1. 理想の上司・先輩は、「仕事について丁寧に指導する人(71.7%)」が1位で2012年以降の調査で過去最高。2012年度数値の高かった「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」や「仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩」は大幅にダウン
2. 仕事の不安は、人間関係「上司・同僚などの職場の人とうまくやっていけるか(64.6%)」が1位
3. 抵抗がある業務は、「指示が曖昧なまま作業を進めること」が1位
4. 意欲や能力を高めるための上司や人事への期待は、「成長や力量に対する定期的なフィードバック」 が6割
5. 仕事よりもプライベートを優先したい人は8割
6. 仕事は、「量」より「質」で評価してほしいが8割
7. キャリアイメージを描いている人は5割。そのうち5年先が3割。10年先が3割
出典:2022年度「新入社員意識調査」(一般社団法人日本能率協会)
インターネット調査 2022年4月4日~8日 回答数545人
新年度スタートにあたり実務担当者は気ぜわしいことでしょう。採用が厳しくなっている中で、新入社員の定着率も気になるところです。給与計算においては、保険料率の変更もあります。(雇用保険料率の変更もお忘れなく!)健康に注意して乗り切りましょう。