環境省は、気象庁との協力のもと、すでに2024年4月24日から「熱中症特別警戒アラート」が発表されていますが、10月23日まで運用されます。このアラートは、国内の暑さが異常な高さに達し、熱中症による重篤な健康障害が発生する可能性がある場合に発表されます。日本気象協会は「ここ10年の暑さを上回って、2023年に匹敵するような猛暑になる可能性があり、残暑も厳しい」と見通しを立てています。発表された場合は、外出やイベントの中止、延期、変更を促しています。
熱中症特別警戒アラートとは
● 都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供時点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35に達する場合等に熱中症特別警戒アラートを発表する。
● 熱中症の危険性に対する気づきのため、熱中症警戒アラートは、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)33に達する場合に発表される。
WBGTは環境によって大きく異なるため、外仕事の場合には、黒球の付いたWBGT測定機器を用いて独自に測定することをお勧めします。