新卒で採用された正社員でさえ、定年まで働くかはわからないと答える人が多くなっていますが、転職サイトへの登録が「キャリアの健康診断」というフレーズのCMからも、転職へのハードルが低くなっている感じがします。
転職動向をマイナビが正社員で働いていて2023年に転職をした20代~50代の男女1500人を対象に実施した調査の結果から見てみましょう。
転職動向調査2024年版 (マイナビ2023年調査から)
●正社員の転職率
2016年3.7% 2017年4.2% 2018年5.3% 2019年7.0% 2020年4.9%(コロナ禍初年)
2021年7.0% 2022年7.6% 2023年7.5%
*直近3年は7%台の高水準がキープされている。
記載はしていないが、性別・年代でみると、男性は30代、女性は20代が多くなっている。
2016年3.7% 2017年4.2% 2018年5.3% 2019年7.0% 2020年4.9%(コロナ禍初年)
2021年7.0% 2022年7.6% 2023年7.5%
*直近3年は7%台の高水準がキープされている。
記載はしていないが、性別・年代でみると、男性は30代、女性は20代が多くなっている。
●転職後年収が上がった割合
20代:男性39.1% 女性28.2%
30代:男性45.1% 女性38.5%
40代:男性43.3% 女性29.0%
50代:男性45.4% 女性31.1%
*転職によって年収が上がるケースが多くなっている
転職者の割合は引き続き高い状況にありますが、まずは自社で社員が定着し、労働市場から人材が確保できる労働環境を整えていきましょう。若年層は賃金や働きやすさだけではなく、自身のキャリア形成ができる会社かどうかも見ているようです。