令和5年2月2日、厚生労働省から「令和5年度の雇用保険料率のご案内」として、リーフレットが公表されました。昨年度に引き続き、労働者負担、事業主負担が引き上げられます。雇用情勢が悪化した場合にも十分な対応が図れるように財政基盤の安定を図るとしています。令和5年4月から適用。
一般の事業 | 労働者負担1 | 事業主負担2 | 雇用保険料率 1+2 |
令和4年度10月〜 | 8.5/1000 | 5/1000 | 13.5/1000 |
令和5年度4月〜 | 9.5/1000 | 6/1000 | 15.5/1000 |
建設の事業 | 労働者負担1 | 事業主負担2 | 雇用保険料率 1+2 |
令和4年度10月〜 | 10.5/1000 | 6/1000 | 12/1000 |
令和5年度4月〜 | 11.5/1000 | 7/1000 | 18.5/1000 |
年度替わりは保険料率の変更や法改正、助成金の申請内容の変更があります。慌てないように準備をしておきましょう。給与の控除額変更については、できれば事前に従業員に周知しておくといいですね。