厚生年金保険の保険料率が、今までの18.182%から引き上げられ、「18.3%」となります。
この保険料率は「平成29年9月分(10月納付分)」からの保険料を計算する際の基礎となります(健康保険の保険料率については、同月からの改定はありません)。
厚生年金保険の保険料率は、平成16年の改正により保険料水準の上限が設けられ、その水準になるまで毎年段階的に引き上げられてきましたが、今年9月その上限に達しました。
◯ 今後は、さらなる法改正がない限り、18.3%(折半9.150%)で固定
厚生年金保険料率は平成29年9月分で固定されますが、毎年3月(4月)に料率見直しがある健康保険料率・介護保険料率が固定されるわけではありません。厚生年金保険料と健康保険料率(介護保険料率)を混乱している事業所が見受けられますので、ご注意ください。