厚生労働省から「毎月勤労統計調査」平成29年(1月~12月)の総計が公表されました。地域最低賃金の引き上げと人手不足により、パート時給は急ピッチで上昇しています。平成29年の全国平均は1,110円で前年比2.4%の伸びを示しました。
パート時給(円) | 前年比(%) | |
平成20年 | 1,010 | 2.9 |
平成21年 | 1,019 | 0.9 |
平成22年 | 1,017 | -0.2 |
平成23年 | 1,021 | 0.4 |
平成24年 | 1,027 | 0.6 |
平成25年 | 1,038 | 1.1 |
平成26年 | 1,054 | 1.5 |
平成27年 | 1,069 | 1.4 |
平成28年 | 1,084 | 1.4 |
平成29年 | 1,010 | 2.4 |
* 表は事業所規模5人以上
* パートタイム労働者とは以下のいずれかに該当する者
・1日の所定労働時間が一般労働者よりも短い
・1日の所定労働時間が一般労働者と同じで、1週の所定労働日数が一般労働者よりも少ない
* 時間当たり給与は、所定内給与を所定内労働時間で除して算出している
地域最低賃金を下回らなければ法違反ではありませんが、募集しても応募がないと採用にはいたりません。生産性をあげて賃金もあげるという流れは今後も続くと考えられます。